脱WordPressすすめ

【前編】失敗すると大損害!WordPressのサイト制作で失敗しないで制作会社やクリエーターの選ぶ8つのポイント

公開日 2023年04月09日

更新日 2023年07月04日

脱WordPress専門家として、サイト制作の相談に乗ると様々な失敗やお悩みの相談を受けることになります。その中で多いのが、会社やクリエーター選びで失敗したという話。WordPressでサイト制作をする時には、以下のことを確認して「自称WordPressでサイトが作れるクリエーター」を選ばないように注意してください。言葉だけでWordPressで使えるという事を信じてしまうのはサイト制作失敗への第一歩といっても過言ではありません。まず、サイトを完成させるという目的を達成するためにもしっかりと注意してください。

今回は全編として4つのポイントを紹介しまします。

その1.話してみて嫌な感じがしないか、相性が合うか人となりを見定める。

サイト制作を始めると、少なくとも数ヶ月間はその人と打ち合わせや議論、お金の話、運用の相談など様々なやり取りを行うことになります。制作する人がどんな考えを持って制作するのか、仕事に取り組んでくれるのかを聞いて、この人なら大丈夫と思えるかどうかが大切です。少しでも疑問にも持ったり、相手の発言がおかしいと感じたり、相性が合わないかもと思ったら別の人を探すのが良いと思います。

その2.WordPressサイトの制作件数と経験年数を確認する

WordPressでサイトを制作をする前にまず確認するのは、経験と制作の数です。もちろん、ただ経験年数が長く、実績が多いだけで万事OKというわけではありません。複数の制作実績がある場合は、サイトを実際に見せてもらいながら、それぞれのサイトをどういう考え方で作ったのか、このデザインにするにはどんな理由があったのかなど、具体的な内容を聞くことで制作の深いところまで聞くことができます。ただ見せてもらうだけというのは避けましょう。

その3.WordPressのサイトをデザインテーマから作れるのか作れないのかを確認する。

WordPressでサイト制作をする方法は、いくつかのパターンがあります。そのことを知っておくと「WordPressでサイトが作れる」という言葉にも差があることがわかります。

 

1.フルオーダーメードで1からテーマからサイトを作る方法

最も難度の高い制作方法ですが、これが完璧にできればWordPressのサイト制作については何も言うことはないレベルの技術者と言っても良いと思います。昨今のWordPressは1年から1年半くらいでメジャーアップデートを繰り返し、制作方法もどんどん難しくなっています。WordPressのアップデートについてけるだけの技術力があるクリエーターが制作に関わってくれると非常に力強く安心できると思います。
※WordPress本体のメジャーアップデートがあった場合に、テーマのバージョンアップが必要になる場合があるので対応してもらえるのか確認する必要があります。

 

2.既存のテーマを使った上で、子テーマ化してカスタマイズする方法

私も使っていた方法で、必要最低限の内容が整っているテーマを使い、子テーマ化した上でサイトを制作していく方法。これをすることでゼロから作らなくても、オリジナルデザインでのサイト制作が可能になります。ポイントは、子テーマを作るということで、これができていないとバージョンアップがあったときに、作ったものが全て消えてしまい無駄になってしまいます。サイトを作るときに絶対に忘れず子テーマを作るのかどうかも確認する必要があるので注意して下さい。

 

3.有料テーマを購入して作る方法

これがひとつ目の注意すべき作り方です。通常有料テーマを使ってサイト制作をする場合、少額案件や、サイトがあれば良いのでお金をかけたくないと言う場合に採用される事が少なくありません。"WordPressでサイトを作れる"と言う人の中には、これしか出来ないのに『WordPressでサイトが作れる』といっている人がいるのも事実です。

これは、はっきり言ってサイトを作れるうちに入りません。HTMLで1からサイトを作れるかどうかも怪しいレベルと思います。何故ならば、有料テーマを使う=画像とテキストを差し替えて終了という作り方だからです。初心者レベルのクリエーターからしてみれば、手っ取り早くサイトを作りお金を稼ぐ方法ではありますが、お客さんの目的に合うサイトを作るためには大なり小なりレイアウトやデザインの調整が必要になります。しかし、WordPressはPHPで作られているものなので、その部分をどうしても受け入れることができない場合、トラブルになる場合が少なくありません。

有料テーマを使ってサイトを作る場合は、『なぜ、このテーマが今回作るサイトにふさわしいものなのか?』ここをしっかり確認してみましょう。そこで、「使ったことがないから使いたい」とか、「カッコいいいから使いたい」など、クリーターの都合でテーマを選ばれていたらNGをだしましょう。あなたの目的を達成するためのサイト制作なのにあり得ない理由です。私のサイト制作で実験しないでください。ということでしかありません。

 

4.ノーコードプラグインを使って制作する方法

最近流行っているノーコードによるサイト制作。PHPどころかHTMLを使わずにサイトが簡単に出来てしまうというところが魅力的です。魔法のようなサイト制作ではありますが、これの作り方も要注意になります。確かにサイト制作のスピードは速くなりますし、コストも抑えられるのですが、自身のサイト制作に求められる事項が実現できるのか確認した上で使うべきと考えます。また、公開後に自身で更新やページ制作を行う場合、アフターフォローをしてくれるのかどうかも確認が必要です。使い方がわからず、納品後放置されてしまうサイトも少なくありません。サイトが制作できても更新ができるのか、わからない時に教えて貰えるのかが需要になります。

 

その4.制作内容と見積もりの価格が妥当かどうか?

有料テーマを購入し、画像とテキストを入れて作るサイトで20ページ程度のサイトの場合10万から20万くらいの価格が少なくありません。しかしまれに80万円以上の見積もりを出した話を聞きましたが、これはNGです。また、個人事業主を狙い8ページのオーダーメードで150万の見積もりを出す制作会社。その方は毎月5万円ローンで30回し払う約束をしたのだとか。ひどい話です。技術があっても法外な金額を要求する制作会社やクリエーターとは契約してはいけません。

まとめ

前篇の方、いかがでしたでしょうか。

サイト制作は、作り手の相性から本当に親身に考えてくれるのかなど知っておくべき点がたくさんあります。
特に制作の経験や考え方は重要なことになります。

ホームページ制作にはわからないことばかりだと思いますが、制作する前に一つひとつ学んでいただけたらと思います。

もし、このサイトに出会って、何かわからないことがあり悩んでいるのであれば、ぜひ相談をしていただければお答えしたいと思います。
 

後編へ続く

 

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